介護保険とその保険料について
高齢者社会と言われる昨今、多くの方の関心を集めている制度の一つが、介護保険制度です。
介護保険制度とは、その名称が現すように、介護サービスを受けることができる保険制度のことを指します。
まだ、働く事ができる年齢の内から、高齢者となる将来の受給サービスの為の積立保険という位置づけで運用されています。
ですから、現在、仕事を持ち働く現役世代の中でも、主に40歳以降の方には、保険制度に基づいた保険料の支払いが義務づけられています。
この介護保険料に関しては、40歳を過ぎた段階から年齢を問わず、支払う必要があります。
また、公的な介護保険制度だけでなく、いわゆる民間企業による保険制度も存在しています。
こちらは、公的な介護保険制度だけでは補うことができないような付加価値的なサービスを付随する目的で提供されており、例えば、ケアハウスを利用する際の料金を、公的な介護保険制度以上にカバーすることができるなど、いわば、より充実したサービスを受けたいと希望される方にとって、お奨めの制度です。
この保険制度に加入しておくことで、一定額の費用までは保険でまかなうことができますが、利用者側は、サービスを利用する毎に、全体の1割の費用負担を行う必要があります。